「入試報告会」レポート
12月1日(日)
今年度の私立小学校の入試報告会を行いました。
今年も城星学園小学校より、奥校長先生が来室。
会の冒頭で、「私立小学校とは?どんなところ?」
その中で、城星学園小学校の教育内容や特色について
語って頂きました。
そして、どの小学校であれ、
入学までに家庭で準備しておくことについてお話下さいました。
まずは生活習慣について、
「自分の顔を自分で洗うことができるか」
「1人でお風呂に入れるか」
「歯磨き」
「朝の支度」
日々の生活の中で、
「自分のことは自分でする」事の大切さをお話されました。
近年、どの私立小学校でも「生活テスト」と言われるような、
衣服の着脱やたたみ方、お弁当箱を袋に入れて結ぶ、
ちょうちょ結び、お箸でものをつまむ等、
家庭の中や幼稚園保育園でもやっているようなことが
出るようになりました。
逆にやっているようでやっていないのかもしれません。
実際に入学してくるお子様の中にこのような事が
できていないお子さまが増えているようです。
テストに出るということで、皆さん、練習されますよね。
それも狙いの1つのようです。
教室においても、自分の後始末ができないお子様が増えています。
例えば、トイレ。
おしりふけない、パンツの上げ下ろしができない、
いったん脱いだものをはくことができない。
幼稚園や保育園で、どうやっているのだろう?と思いますが、
先生たちが手を貸しているでしょうね。
できれば、このようなことは
幼稚園に入るまでにできているものでしたが、皆さん、どうでしょうか。
もう一度、お子様の日々の様子を観ながら、
出来るだけ自分の事は自分できるように、躾けてほしいと願います。
これは、幼児教室ではできません。ご家庭でやるべき課題の1つです。
私(東條)からは、
今年のぽぷらの子どもたちが受験した私立小学校の入試について、
資料と共に入試問題などの例題を挙げながら、ご説明いたしました。
今年もおかげ様で、私立小学校・幼稚園ともに、
全員が第一志望校に合格頂きましたが、
それは私たちの力ではなく、親(家庭)・子・幼児教室が一体となって、
その輪がうまく作用した結果だということをお伝えしました。
親だけががんばってもダメ、子どもだけが頑張ってもダメ、
もちろん私たちだけががんばっても意味がない。
同じ方向をむいて、共に力を合わせて達成できることなのです。
合格することがすべてではない。それもわかります。
がんばっても報われないこともあります。
でも、お預かりした以上は、やっぱり笑顔で皆さん送り出したい、
この想い(執念)でまた1年がんばりたいと思っています。
年が明けると、幼稚園や保育園でも学年が上がり、
年長児さんはいよいよ受験まで1年を切ります。
今は、準備運動の期間。
これから入試に向けて、いろんな練習を重ねていきます。
ご家庭が土台となり、私たち幼児教室が土台を支え、協力し合いながら、
お子様をより良い方向に導いていきます。
同じ目標に向かって新たな年も共に頑張っていきましょう。
来年も全員合格目指して、がんばります!