大阪・上本町の幼児童教室 ぽぷら幼児童学園 ピグマリオングループ

お知らせ
2022.12.05 レポート

「入試報告会」レポート

12月4日(日)10時~11時30分 上本町教室にて、
今年度の私立小学校の入試について報告会を開催いたしました。

今年も城星学園小学校より奥校長先生が来室の予定でしたが、
前日から体調不良とのことで、急遽、教頭の中川先生にお越し頂き、
「小学校受験に向けて、家庭でどのような準備をすればよいのか」
について、お話を伺いました。

中川先生は、最初に今年度の城星学園小学校での入試で感じた事、
気づいた事について触れられ、
「人の話をしっかりと聞く【指示を聞く】こと、
あきらめずに最後まで粘り強く取り組むことの大切さについて
お話をされました。
その中で、家庭において意識して取り組んで頂きたいこと、
主に3点挙げられていました。


1つ目は、実体験を大切にする。
これは、画面上や本などの知識だけではなく、
実際に体験すること、見て、聞いて、触って、匂いを嗅いで、、、
生活の中で手先や体を使って体験することが、
学習への興味関心に繋がっていくと話されました。
実際に、小学校では高学年の子も
砂場でどろんこ遊びをしたりしている姿を目にすると話され、
城星の子どもたちのイメージとは少し違った気もしましたが、
遊びと学習の時間の使い分け、メリハリをつけながら、
学校生活を送っているのだなと感じました。

2つめは、語彙力を育むには
家庭での毎日の会話が大事であると仰っていました。
一方通行ではだめ。発した言葉を受け止め、返す、
まさにキャッチボールと同じであると。
また、あいさつの仕方や言葉の使い方、人との接し方、
親の行動を子どもは良く観察している。
親と同じような言い方であったり、挨拶をしたりする、
城星学園小学校の生徒さんのエピソードを交えながら
お話してくださいました。
また、その会話の中に、季節感のある会話や
情緒感のある会話を交える事の大切さもお話されていました。

3つめは「人や物事を批判しない」
コロナ禍で、色々な事で厳しい目を向けすぎではないか。
人を責める言葉、これを口に出すか出さないかは大違いであると。
子どもは率直に受け止めてしまう。
それによって、人を馬鹿にしたり、見下したりすることに繋がるとの
懸念をされていました。
そして、何事もプラス思考で考えること。
それはご自身の子育て、ご家庭のことにも触れられながら、
親がそのような思考でいると、子どもが成長した時、
同じような考えを持つ人間になると、お話されました。

中川先生、具体的でわかりやすく、
時にはご自身の経験を交えながら、お話して下さいました。
私たちも参加された保護者の皆さんも心に響く、
大変参考になるお話を伺うことができ、嬉しく思っております。
お休みのところ、急遽お越し頂きましたこと、
貴重なお話を頂戴しましたこと感謝しております。
ありがとうございました。



来年の受験に向けて、1年切りました。
子どもたちとご家庭と私たち、
共に、目標に向かって頑張っていきましょう。
ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。
資料作りに、ご協力頂きました、卒園生のママたち、
暖かい応援メッセージ、ありがとうございました。