大阪・上本町の幼児童教室 ぽぷら幼児童学園 ピグマリオングループ

お知らせ
2023.12.11 レポート

「入試報告会」レポート

12月10日(日)10時より、
上本町教室にて今年度の入試報告会を開催いたしました。

お休みのところ、たくさんの保護者の方にお集まりいただき、
ありがとうございました。
また、熱心に耳を傾けて頂き、嬉しく思っております。

今年も会のはじめに、城星学園小学校より、
奥 栄三郎校長先生にお越し頂き、お話をして頂きました。

「皆さん、阪神タイガースは好きですか?
嫌いな方、いらっしゃいますか?」と
緊張した保護者の皆様を顔をほぐしてくださるような
一言からお話が始まりました。

阪神タイガースの岡田監督の「アレ」にちなんで、
私も「アレ」を目標にしています。とのお言葉。

「アレって???」

奥校長先生の「アレ」の
「ア」は、愛情のア。
「レ」は連携のレだそうです。
最近感じることは、親の愛情が偏っている。
自分の子どもだけしか見ていない親が
増えているように感じるとのことでした。
全体の中で、子どもを観るということが必要だとおっしゃっていました。

このような話は、先日、別の私立小学校の先生も
同じことを話しておられたのを思い出します。
学校という場所は、勉強だけするところではないですよね。
友達や先生たちとの関わり、集団の中でのルールや決まりを守り、
社会性を養う場でもあるわけです。自分の子どもだけでなく、
もっと大きな目で子どもたち、学校を見守るという気持ちが
必要なのではないかと感じます。

また、幼稚園や保育園の時には、先生との連絡が密だったけど、
小学校に入ると毎日連絡をくれない、、
と言われる保護者もいるのだとか。
もちろん、何かあれば、すぐに知らせてくださるはずですね。
幼稚園や保育園と小学校は違うのです。
我が子が心配な気持ちはよくわかります。
でも、預けた学校を信じて、先生を信じて、
「共に育てている」という気持ちを持ってほしいと、
奥校長先生もおっしゃっていました。

最後に、入試内容についてもお話下さいましたが、
その中で「聞く」と言う事を大切にしている。指示を聞いて、行動できるかどうか。
社会性、他者との関わり方を重要視しているとのこと。
そうですね、今年の入試もあらゆる角度から観ておられるなと感じます。
ペーパープリントが出来るだけではだめなのです。
手先を使った指示行動、これも指示を最後まできちんと聞いているか、
集団活動においても、友達と仲良く活動できているか、、
普段の生活の中で学ぶことが多いと感じますが、
幼児教室はそのお手伝いができる場だと思っております。
お子様それぞれに、得意な分野、苦手な分野があるかと思いますが、
受験までにそれがバランスよく成長できるよう、
一人ひとりに寄り添っていきたいと思っております。

今年参加してくださいました中には、まだ年少児の保護者の方も多く、
早い時期から熱心に取り組んでおられるご家庭が多く、
嬉しく思うと同時に、ご期待、ご要望に応えられますよう、
講師スタッフともに努めてまいりたいと思います。

今回の入試報告会では、急遽、
ピグマリオン株式会社より伊藤 恭先生が来室。
伊藤 恭先生は、ピグマリオンメソッドの開発者でもあり、
多くの教材を開発、制作されています。
現在も子どもたちに直接、レッスンをされています。
その伊藤 恭先生に、ピグマリオンの教育について、語って頂きました。
多分、初めて聞かれた方は、
頭の中がパニックになられたのではないでしょうか。(私もそうでした)
数の認識、数を数量でとらえる、、、空間認識、、、?
なんかよくわからないけど、確かにそうだ、、と考えさせられる話。
もっと聞きたいと思われた方も多かったと存じます。
ピグマリオンの教育内容については、
ホームページなどでもご覧になれると思いますので、
ご興味持たれた方はご覧になってください。

でも、「なぜ?ぽぷらでピグマリオン?」と思われるでしょう。
会員の皆さまには、今月号のお便りでお知らせしましたが、
実は、来年からぽぷら幼児童学園・上本町教室は
ピグマリオン株式会社のグループ教室となります。
しかし、いきなりぽぷらが
ピグマリオンの教室になるというわけではなく、
今まで通り、小学校受験、幼稚園受験の対策教室として
運営してまいりますが、
イメージとして、知育教育の内容にピグマリオンの
素晴らしい教材やメソッドが導入され、
ぽぷらの授業内容がパワーアップすると考えて頂けましたら幸いです。

来年から、新しい「ぽぷら」が誕生します。
私たちもピグマリオンとの出会いにワクワクしています。
もっと、もっと、良い教育をお届けできると確信しています。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。